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2005年4月14日 (木)

親指シフトキーボード

 父が50を過ぎた頃、ワープロ(専用機)を買いたいといってきた。機能や価格は調べれば、すぐわかることだが、それよりも、キーボード入力をどうするかが問題だった。

 ローマ字入力、JISかな(新・旧?)、50音かななど当時のワープロ専用機は、メーカや機種別に様々な入力方式があった。
 父は、キーボード初心者だったし、高齢者になってもできるだけ負担の少ない入力方式はないかと考えた。もちろん、先々の自分もふくめて(^^ゞ

 選定要件
   1) できるだけ、楽に打てること。
      (打鍵数が少ないほうが、指の負担が少ない)
   2) できるだけ、おぼえやすいこと。(なれやすいこと)
   3) なれれば、それなりに早く打てること。

 この要件をもとに選択した結果が、「親指シフトキーボード」。
 主な選択理由は、

   1) かなが1音1打鍵で打てる。
       (ローマ字入力では、アルファベットのキー位置を
        知らないと、1音に対し2文字をさがすことになる。)
   2) かな文字の出現率をもとに配置されている。
       (よく使う文字が打ちやすい位置にあるので、
        よりなれやすい)
   3) かなが3段に収まって、ホームポジションがとりやすい。
       (動作が最小限。数字キーもそのまま打てる)

 ということだ。

 そして、そのときの購入機種は、「OASYS Lite FROM7」(希望小売価格 118,000円)となった。
 当時はなんと、液晶表示が5行だった(^_^;)

 ひとつ気がかりだったのは、親指シフトが将来なくなってしまわないか?ということだったが、これは杞憂となった。

 20世紀の終わりとともに、ワープロ専用機の時代もとうとう終わりを告げた。(T^T)
 ワープロ事業撤退、ワープロ専用機製造中止といったメーカ発表を聞くたび、ワープロ専用機ユーザの行く末を案じていた。

 2002年、とうとう父の何台かめのワープロ専用機はその役目を終え、新たに、パソコン+ワープロソフトウェアと替わった。
 幸い、富士通の場合は、ずいぶん以前からパソコン上で、同社のワープロ専用機「OASYS」の資産を引き継ぐワープロソフトウェア「OASYS」があった。(こんがらがらないように(^_^;)
 このおかげで、これまで作成した文書等を無駄なく移行ができた。p(^^)q

 父は、これまでと同じように、パソコンに向かって、キーをたたいている。

 富士通の取組をはじめ、アスキー、アップル、ソニー、日本IBM、松下電器産業等が参加するNICOLA(日本語入力コンソーシアム)により、NICOLA配列のキーボード規格として普及・啓発活動が継続され、JIS規格 JISX4064 仮名漢字変換システムの基本機能 (2002/10/20) に記載された。

 これまで、親指シフトキーボードをささえてくれたすばらしい方々のたゆまない努力に感謝。 m(_ _)m アリガトォ~★。

※NICOLA : NIHONGO-NYURYOKU CONSORTIUM LAYOUT

 ・関連サイト
   NICOLA(日本語入力コンソーシアム)
      → http://nicola.sunicom.co.jp/
   親指シフトキーボードを普及させる会
      →  http://www.oyayubi-user.gr.jp/
   神田泰典さんのHP(親指シフトキーボード生みの親) 
      →  http://www.ykanda.jp/


諸元
 FMV-6866NU (親指シフトキーボードモデル)
 富士通
 OS        WindowsXP
 ワープロソフト OASYS V8.0
 プリンタ     CANON BJ-300

 FMV-6866NUの親指シフトキーボードは、
   親指シフトキー(右)と変換キー
   親指シフトキー(左)と無変換キー
が一体となっているタイプ。(平成14年11月)

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